ANA HAWAIIの主役、FLYING HONUの3機目の受領予定日が4月と発表され、7月1日から毎日2往復の運航となったため、概要をまとめてみました。

エアバスA380型機

エアバスA380型機

FLYING HONUがダブルデイリー運航で週14往復に!

スケジュール

ANAのホノルル線は羽田から787-9が1日1往復と成田からA380と777-300ERが1日2往復の合計3往復となっています。ANAと同じスターアライアンスではユナイテッド航空が成田からの直行便が就航しています。なお、ANA便は東京(羽田/成田)とホノルルは以下のように運航されています。(2019年度冬ダイヤ)

NRT NH184 20:35 → 08:25 HNL NH183 11:30 → 15:55(翌日) NRT
NRT NH182 21:30 → 09:20 HNL NH181 12:30 → 16:55(翌日) NRT
HND NH186 22:15 → 10:05 HNL NH185 13:10 → 17:35(翌日) HND

ホノルル線機材

一時期、ホノルル線は成田/羽田ともにボーイング787-9で運用されていました。また、2019年5月に成田-ホノルル線にA380が就航した当初は週3便程度でしたが、2機目を受領してから週10便ほどになっています。A380が運航しない便はA380にファーストクラスの設定があることもあってかボーイング777-300ERで運用されています。(羽田線は引き続き787-9で運用されています。)

座席数がどのくらい違うか?

現在、成田-ホノルル線で運用されているA380 + 777-300ERと7月1日以降のA380 + A380になった場合、どのくらい座席数が違うのかを比べてみました。

A380 + 777-300ER ファースト 16 ビジネス 108 プレミアムエコノミー 97 エコノミー 563 合計 784
A380 + A380 ファースト 16 ビジネス 112 プレミアムエコノミー 146 エコノミー 766 合計 1,040

結果、全クラス合計で256席の差がありました。256席というと777-300ERの1機分の座席数とほぼ同じなので、A380が毎日2往復するとどれだけ効率がよいかがわかりますね。ちなみに、ファーストクラスとビジネスクラスは777-300ERからA380になったとしても大きな差はありませんが、プレミアムエコノミーが50席多くなるため、特典航空券などでプレミアムエコノミーを狙っているのもよいかもしれませんね。また、ファミリーやカップルに人気のカウチシートもA380だけに搭載されているので、カウチシートに乗りたかったのに!という方は、夏本番の7月以降でぜひ空席照会してみてください!

 

FLYING HONUの3機が成田空港に駐機しているところを見れるかも?

ANAのプレスリリースでは、3機目は4月に受領予定と記載があるため、遅くとも5月頃には日本にやってくる可能性が高いと考えられます。7月1日から週14往復となるので、それまでの間は運用準備のテストフライトなどを行い、最終調整するのでしょう。ただ、注意書きに”週14往復の運航となる7月1日よりも前に運航を開始する可能性があります。”と記載があるので、準備が整い次第投入する可能性もあるということでしょうか。いずれにせよ、週14便体制となると基本的に1機は成田に駐機されているはずなので、3機が並ぶのはそうめったに見れるものではないかもしれません。ゴールデンウィークあたりにもしかしたら3機ならんでいるFLYING HONUが見れるかも?しれませんね。

FLYING HONUのフライトタグ3本セットが人気のよう

A380がいよいよ3機揃うということもあってか、A380のフライトタグ3本セット(初号機はブルー、2号機はグリーン、3号機はオレンジ)が人気のようで、羽田空港などで買い求める方も多くみられます。普段使いのバッグにつけてもアクセントになるので、旅行の記念にもなりそうですね。

ハワイを感じるBOXに入っています

ハワイを感じるBOXに入っています

A-styleでも販売中のようなので、参考までにリンクを掲載しておきます。<ANAオリジナル>FLYING HONU フライトタグ3本セット