2019年 6月 の投稿一覧

A380「フライング・ホヌ」ついに成田で2機並び!

ホノルル路線のゲームチェンジャーとして話題を呼んでいるANAのA380「フライング・ホヌ」。
いよいよ7月からは、2機を使った運航となり便数は週10便に一気に増えるのです!どうやら、初日の7月2日(火)には2機のA380が、成田空港出発ゲートに並ぶという歴史的光景?が見られそうな予感です!

これまでANAのA380「フライング・ホヌ」は「ハワイの空」をイメージした、ブルーの1号機が5月24日の就航以来、成田とホノルルを結んでいました。

一方「ハワイの海」をイメージした、エメラルドグリーンの2号機も6月中旬から就航を開始。週3往復のA380ホノルル路線に交代で就航しています。

そして、7月からはこの2機がフル回転に!

A380は毎日運航となり、日曜、火曜、金曜日(日本出発)はA380が2便も就航。合計で週10便に激増するのです。

▽利用ゲートは45,46番

成田空港に詳しい方なら「釈迦に説法」かもしれませんが、成田第1ターミナルでA380が発着可能なゲートは45番と46番です。これは、A380の2階部分に直接接続可能なPBB(搭乗橋)が整備されているのが、この2つのゲートしかないため。

5月24日の就航以来、ANAのA380「フライング・ホヌ」は、主に45番ゲートから発着しています。7月2日夜は、この45,46番ゲートにA380が並ぶことになるのです!!

でも・・お詳しい方ならお分かりですよね~。成田空港第1ターミナルの展望デッキからは、この45・46ゲートが死角になって見えないのですよね・・・。

出発階のガラス越しになら、46番に駐機する姿がなんとか見えますが、ガラス越しですし夜ですし・・。写真撮影はちょっと難しい展開になるかも?

▽2便運航日は特典航空券も注目

A380就航で、ホノルル路線への特典航空券大判振るまいが続くANA。当然、この2便就航日は、提供座席数が一気に増えるだけに、利用者にとって目が離せないポイントになりそうです。

ラウンジレポート:シンガポールチャンギ空港ターミナル2 シンガポール航空 SilverKrisLounge

シンガポールチャンギ空港ターミナル2 シンガポール航空 SilverKrisLoungeを利用しましたのでレポートしたいと思います。

ラウンジレポート

場所

シンガポール航空のSilverKrisラウンジ(FirstClass/BusinessClass)はシンガポールのチャンギ空港ターミナル2の出国審査を終えた後、免税店などが並んだ一画にあるエスカレーターをのぼったレベル3にあります。

ラウンジマップ(※ANAウェブサイトから引用)

オープン時間

SilverKrisラウンジはFirstClassスペースとBusinessClassスペースがあり、オープン時間は以下のようになっています。

スペース 時間
FirstClassスペース 5:00~22:00
BusinessClassスペース 24時間
※FirstClassスペース閉鎖時間帯はBusinessClassスペースを利用

ラウンジ入口(右がFirstClass、左がBusinessClass)

 

入場資格

FirstClassスペース

1.ANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便をファーストクラス利用者、およびANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便に搭乗の同行者1名

2. ANAグループ運航便を利用するANA「ダイヤモンドサービス」メンバーおよび同一便にご搭乗の同行者1名

BusinessClassスペース

1. ANAまたは他スター アライアンス加盟航空会社運航便をビジネスクラス利用者
※ビジネスクラス搭乗者がステイタスを保持者でない場合、同行者は入場することができません

クリスフライヤーゴールドラウンジ

1. スター アライアンス加盟航空会社運航便をエコノミークラスで利用するスター アライアンスゴールドメンバー、およびスター アライアンス加盟航空会社運航便を利用する同行者1名

2. スター アライアンス加盟航空会社運航便をエコノミークラスで利用するANA「プラチナサービス」メンバー、スーパーフライヤーズ会員、および同行者1名

ラウンジ内の様子①

今回、FirstClassスペースを利用させていただきました。シンガポール航空といえば、A380のSuiteが有名ですね。FirstClassのスペースはとても広いつくりになっています。時間帯によるのかもしれませんが、これまで一度も混雑していたことはありません。また、奥のほうにビジネススペースがあり、PCなども利用することができたり、ラウンジ内にシャワーブースもあるため、出発前にリフレッシュすることもできます。

ダイニングエリア

シーティングエリア

PCブース

ラウンジ内の様子②

FirstClassスペースに入ってすぐのところにキッズスペースがあります。私が行ったことのあるラウンジでキッズスペースがあるのは、シンガポール航空のチャンギ空港のラウンジとトルコ航空のイスタンブールのラウンジの2つだけ。また、ホノルルに新設されたANAラウンジにはファミリーエリアが新設されたようで、こういったスペースがあると子連れには喜ばれますよね!また、各国の新聞も置いてあったり、シンガポール航空の機内誌や機内販売の冊子、その他雑誌などがおいてあります。

ドリンク

ラウンジ内のドリンクはソフトドリンクからアルコールまで多彩にそろっていました。私は頂きませんでしたが、PIPER-HEIDSIECKのシャンパン「レア ヴィテージ 2002」が置いてありました。以前に利用した際はKRUGなどのシャンパンも置いてありましたので、高級シャンパンがおいてあるところは、さすがファーストクラスといった感じでしょうか。また、シンガポールのお土産などに人気のTWGの紅茶も置いてあります。15:00~21:00はバーテンダーがおり、シンガポールスリングなどのカクテルをはじめ、オーダーしたドリンクを作ってくれるのも嬉しいですね。

アルコールドリンク

ソフトドリンク

TWGの紅茶

バーテンダーサービス

 

ダイニングエリア

メニューは公開されていないようですが朝食、ランチ、ディナーと時間帯によって提供されるメニューが異なり、羽田空港のANA Suite Loungeと同様に朝食なのでおなかにやさしい食事が豊富にありました。

セイロの中身はエビ餃子や小籠包など

グリルチキンソーセージ

グリルチキンソーセージ

フレンチトースト

フレンチトースト

中華粥も作れます

中華粥も作れます

ヌードルバー

ドリンクコーナー横にヌードルバーがあり、オーダーをうけてからシェフがワンタンメンを作ってくれます。私はスープのワンタンメンをお願いしましたが、汁なしワンタンメンの場合はドライといえば作ってくれます。ただ、このワンタンメンはスープがめちゃくちゃ美味しくて、スープのほうをお勧めします。私が食べているのを見て子供たちもオーダーして完食していました。利用する機会がある方は、ぜひご賞味ください。

オーダーして作ってもらったワンタンメン

最後に

チャンギ空港にはANAの自社ラウンジはありませんが、ANAのダイヤモンドメンバーだとエコノミークラスのチケットであっても、シンガポール航空のFirstClassスペースを利用できるのは嬉しいですね。また、スターアライアンスゴールドのステータスを持っていると、シルバークリスラウンジは利用できませんが、クリスフライヤーゴールドラウンジが利用できるため、出発前にゆったりできそうです。

ANAのプラチナ、ダイヤモンドステータス、また、プラチナ、ダイヤモンドサービス期間中に申込ができるクレジットカードのスーパーフライヤーズカードは自動的にスターアライアンスゴールドのステータスが付与されているので、まだ入会されていない人は快適な空の旅のために、入会を検討してみてもいいですね。

※参考URL:ANA プレミアムメンバーサービス

ビジネスクラス搭乗レポート:NH886便(クアラルンプールから羽田)

ANAのビジネスクラスでクアラルンプールから羽田まで搭乗しましたので、レポートしたいと思います。

搭乗レポート

スケジュール

ANAのマレーシア線は羽田と成田からそれぞれ1日往復の合計2往復となっています。ANAと同じスターアライアンスでは直行便は就航していないため、直行便であれば同アライアンスでは択一になります。また、シンガポール航空かタイ国際航空も乗り継ぎとなりますが、それぞれシンガポールとバンコク経由で就航しており選択肢は比較的多いと言えそうです。なおマレーシアの首都であるクアラルンプールと東京(羽田/成田)は以下のように運航されています。

NRT NH815 17:20 → 23:35 KUL NH816 07:10 → 15:10 NRT
HND NH885 23:30 → 06:10(翌日) KUL NH886 14:15 → 22:15 HND

マレーシア線機材

マレーシア路線の機材は夏ダイヤではボーイング787-9型機が羽田、成田ともに導入されています。2018年の冬ダイヤでは成田便に787-8機に変更されて、プレミアムエコノミーがなく、ビジネスクラスはスタッガード仕様ではなく、クレードル仕様の機材でしたので、スタッガード仕様の機材が目当ての場合はよく確認してから予約することをお勧めします。

搭乗

搭乗開始は13:45とコールされていましたが、ほぼ案内の通り優先搭乗が開始。この日はC22番ゲートからの搭乗でした。

NH886便

ウェルカムドリンク

搭乗後、すぐに担当いただく客室乗務員の方が席まで挨拶に来てくださいました。海外からの帰国便だとほっとするタイミングですね。また、搭乗が落ち着いてから、ウェルカムドリンクを持ってきていただきました。グァバジュースかお茶ということで、お茶をいただくことに。

ウェルカムドリンク

機内食

搭乗も落ちついて、14:10にはドアクローズ。飛行機がスポットを動き出し、14:30頃に離陸しました。離陸後は30分程度たってからおしぼりが配られ、その後メニューが配布されます。海外発の場合、洋食を選択することが多いのですが、チーフパーサーからのおススメとシャングリ・ラ ホテル クアラルンプールのレストラン「ZIPANGU」とのコレボレーションメニューということで、和食を選択しました。

食事メニュー

シャングリ・ラ ホテル クアラルンプールとのコラボレーション

日本食メニュー

アミューズ

食事の前にアミューズが配膳されます。機内ではあまりお酒は飲まないのです、アルコールドリンクが進むようなおいしさでした。ただ、海老はゴマがぽろぽろ落ちてしまったのが難点でしょうか。

帆立貝のタルトレット 山葵風味
パプリカグリシーニ
海老のソテー 胡麻風味

前菜と小鉢

アミューズの後、前菜と小鉢が配膳されます。(アミューズを片付け終わって5分後くらいでしょうか)。小鉢のスモークサーモンは胡麻ドレッシングのわりにさっぱりとした味わいでとても美味しく感じました。

前菜と小鉢

 

帆立ムース コンソメゼリー掛け 黒豆
玉子焼き 海老とオレンジ
鯖時雨煮 枝豆当座煮

スモークサーモン 胡麻ドレッシング

トマトマリネ 蟹身のせ

 

主菜

さて、いよいよ主菜のZIPANGU特製 鱈西京焼き 彩り野菜と御飯、お味噌汁、香の物です。鱈の西京焼きは火が通っていた割に柔らかく食べやすかったのですが、私にとっては味が薄く感じました。これはシャングリ・ラ ホテルの日本食レストランといえども、やはり外国人向けの味付けになっているのでしょう。海外の方からするとちょうどよく感じるのかもしれませんが、日本人の私たちからするとちょっと物足りなさを感じるかな、と思いました。

主菜のZIPANGU特製 鱈西京焼き 彩り野菜と御飯、お味噌汁、香の物

ZIPANGU特製 鱈西京焼き 彩り野菜

デザート

主菜とご飯を完食した後、少しうとうとしていたため、デザートをいただくのが遅くなってしまいましたが、ワゴンからデザートを持ってきてくれました。今回は、チョコレートラズベリーケーキをチョイス。チョコレートなのでコーヒーや紅茶との相性もいいですね。

 

到着前のメニュー

1回目の食事が終わった後、好きな時に別の食事をオーダーすることができます。サンドウィッチやカレー、アイスクリームなどもありましたが、今回は一風堂のラーメン、コク極まる味噌 「大地」とチーズプレート (レッドチェダー、カマンベール、エメンタール)をいただきました。ラーメンは機内で誰かがオーダーすると連鎖反応のようにオーダーされるようです。海外発なので日本食が恋しくなり、ラーメンを食べたくなってしまうのは日本人だからでしょうね。

一風堂ラーメン コク極まる味噌 「大地」とチーズプレート (レッドチェダー、カマンベール、エメンタール)

機内販売

今回の搭乗に際して、THREEのクレンジングオイルが機内販売にあることを知っていたので購入する予定だったのですが、何と売り切れとのことで購入することができませんでした。担当の乗務員さんの話では日本発の便で完売してしまったようで、復路ではそもそも在庫がなかったとか。「予めお目当ての商品がある場合はプリオーダーというサービスがあるので、そちらを利用したほうが確実ですね。」とアドバイスもいただいたので、次回搭乗する際は、プリオーダーを利用してみようと思います。

 

機内サービス全般の総括

今回搭乗したNH886便のビジネスクラスは空席が2~3席程度しかなかったようですが、搭乗率の割に食事を提供するスピード(間隔)なども比較的早く感じました(私が座った座席が1Aだったこともあるのかもしれませんが)。また、飲み物が少なくなったりした場合のおかわりの有無や他の飲み物をきいてくるなど、客室乗務員の気配りの高さを感じました。私だけではなく、他の搭乗者の方とのコミュニケーションも積極的にしているように見えましたので、全般的に客室乗務員のホスピタリティとコミュニケーション力の高さを感じるフライトでした。