来年春、ANAへの引き渡しを目指して、フランス・ツールーズのエアバス工場で建造が続けられている世界最大の旅客機「A380」。その姿が、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト(WBS)」で、「ホノルル便が変わる? ANAの超大型機に初潜入」という特集で放映されていました!!

ANA

▽なんと日本のテレビ局で初取材!

視聴された方も多いかもしれませんが、なんと日本のテレビ局としては初取材なんだとか。確かに、これまでエアバスの公式ホームページなどで、ちらっとその姿が掲載されていたのですが、やはりテレビ映像でみると、その圧倒的な巨大さや迫力がとてもよく分かります。

番組では、尾翼にだけ「ANA」のロゴが入った機体内部にカメラが入り、機体1階部分の作業風景を紹介。当然、天井パネルや座席などは何も無い状態でしたが、逆に遥か向こうまでずーーっと客室が続く、A380の巨大さが引き立つ映像に。

さらに組み立て中が進む別機体の操縦席も撮影。他の航空機メーカーのように正面に操縦桿が無く、左右に「サイドステック」と呼ばれるレバーで機体を操る、エアバス機ならではのコックピットも紹介していました。

▽なぜかツイッターでは女性作業員に注目?!

そのほかにも、テニスコートほどの大きさもありそうな取り付け前の主翼や、機体を制御する電子部品の取り付け作業。ちなみに、ツイッター上では、この作業を行う女性作業員がクールで格好良いという声も上がっていました!

確かに、作業しながら「機体のすべてを制御する部品です」と話す腕にはタトゥーがチラッと見えていて、印象に残るシーンでした!

最後にエアバス社担当者へのインタビューでは、今後15年間に航空需要が倍増する中、空港のキャパシティーは限界に近づいており、A380の大量輸送への有効性を強調していました。

▽ホノルル路線こそA380が最適?

ANAのA380「フライングホヌ」の場合、ホノルル便という常時ほぼ満席の大量輸送路線を担う訳ですから、逆に言うとA380が最も有効性を発揮できる路線と言えるかもしれませんね。

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見逃した方は、テレビ東京「ビジネスオンデマンド」で視聴が可能だそうです。登録やお試し期間終了後は料金が必要のようですが、ご関心がある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。