日本中に熱狂と感動を届けてくれた平昌五輪。えぇっ!あれからもう2か月も経ってしまったんですか!!

懐かしいばかりの数々の感動シーン。中でも多くの人が挙げるのが、やっぱり羽生結弦選手の金メダルですよね~。五輪の後「ユヅロス」に陥ってしまった人も少なくないかも??

そんなファンの皆さんが全国から集まる中、22日に仙台市中心部で行われた祝賀の「凱旋パレード」。なんと約11万人もの観客が集まったんだとか!!

この日の仙台は最高気温29・9度。照りつける日差しにも負けないくらいの「ユズスマイル」を浮かべながら、羽生選手が手を振り続けるトラック荷台のお立ち台をよく見てみると・・・。最も目立つ場所に「ANA」のロゴと機体のイラストが描かれています。

「なぜANAが羽生選手凱旋パレードに??」そう思った人も多いかもしれませんね。実は(ご存じの方も多いとは思いますが・・)羽生選手は「ANA」の所属選手として活動しているのです。

▽羽生選手の所属化に「先見の明」

この羽生選手を所属選手としたANAの判断は、かなり先見の明があったというのが「業界の見方」なんだとか。

ちょっと調べてみたら、ANAが羽生選手の所属入りを発表したのは、今から5年近くも前。実にソチ五輪前年の2013年7月です。

当時の報道には「来年のソチ五輪でメダル獲得が期待されるフィギュアスケート男子の羽生結弦(18)が全日本空輸(ANA)と所属契約を結びんだ」とあります。

今でこそ「絶対王者」と呼ばれる羽生選手ですが、当時は「メダル獲得を期待される」という表現だったとは、ちょっと意外です。

もっと驚いてしまうのが「羽生選手は東北高を卒業、早大に進学したが、所属は決まっていなかった」という記事も!!つまりANAは羽生選手の将来性を見事に見抜いていたということになりますね。

国際大会などで海外を飛び回るアスリートにとって「移動を制する者は試合を制す」という声もあるほど。この間、羽生選手の国内外への移動サポートもANAが続けてきたそうです。

2013年の所属化から、2014年のソチ五輪での金メダル、そして2018年の平昌五輪で達成した2大会連続の金メダル獲得。羽生選手が歩んできた努力と成功の道のりは、ANAにとっても羽生選手と「二人三脚」を続けてきたようなものなのかもしれませんね。

▽機内シートテレビでも「ユヅ」に会いたい!

羽生選手の仙台凱旋パレードを伝えるテレビニュースでは、金メダルを獲得した時の平昌五輪の演技がちらっと再放送されました。やっぱり何度見ても見入ってしまいますよね。

ANAさん、せっかくですから機内のシートテレビプログラムに「羽生チャンネル」でも設けて、数々の演技や羽生選手のインタビューなどを載せてくれませんでしょうか??今回仙台に集まった11万人のうちの何人かは、お目当てにANA便を選んでくれたりして!!