2018年 8月 の投稿一覧

台風20号 ANA運航・欠航状況まとめ

強い台風20号(シマロン)は、高知県沖海上をを北北西に進んでいます。今後は勢力をほぼ維持しながら北上し、23日夜に暴風域を伴ったまま四国に上陸、西日本を縦断する恐れがあります。日本海に入り進路を東よりに変えて25日にかけて北日本に近づく可能性もあり、四国や近畿を中心に、大荒れの天気となります。

台風20号の予想進路(23日17時現在)気象庁HPから

台風の接近・上陸に伴い、猛烈な雨が降り、総雨量がかなり多くなる見込みです。四国や東海では局地的に総雨量が1000ミリに達する恐れがあります。夜間に土砂災害などが発生する恐れがあり、各自治体では明るいうちに早めの避難を呼びかけています。

ANAなど航空各社ではすでに多くの欠航便を決めています。気になる運航見込みなどの入手方法をまとめました。

▽ツイッターなら「ANA運航の見通し状況」

「ANA運航の見通し状況」 https://twitter.com/ANA_flight_info/

こちらは、当日や翌日の国内線・国際線、運航見通し情報の配信や、運航情報に関するお問い合わせに答えるサポートサービスを提供しています。ツイッターアカウントをお持ちの方でしたら、こちらをフォローすればかなり早く情報が入手可能です。

ANAツイッター画面より

ただ、問い合わせ殺到時には個別対応もできないそうで、こんな注意書きも。

返信にはお時間をいただく場合もございます。また、台風等でお問い合わせが多い場合は個別の対応ができないこともございます。各便の運航情報は発着案内をご覧ください

▽欠航や遅延!!ANAサイトに対応方法が掲載中!!

搭乗予定便に欠航や遅延など影響が出た場合、「予約時」「出発前」など、段階ごとに分けたサポート方法が、こちらのHPに記載されています。

ANAwebsite

▽台風上陸の定義ってなに??

台風の上陸とは、どんな状態を指すのでしょうか?? 専門家に聞いてみたところ「台風の中心が陸地に約20キロ入った段階で上陸とみなす」とのこと。幅が狭い半島などに「上陸」した場合には「通過」や「かすめる」という表現になるそうです。繰り返しますが、大切なのは「上陸の有無で危険性が左右される訳ではない」ということです。
▽台風20号「シマロン」って・・なに??

日本では台風の発生順に番号をつけて識別していますが、国際的には台風それぞれに名称がつけられています。今回の20号は「シマロン」。フィリピンの言葉で「野生の牛」という意味なんだとか。いったいなぜフィリピン?野牛?・・。

この名称付けには実はルールがあったのです。

北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会(日本含む14カ国等が加盟)が2000年から、北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には同領域内で用いられている固有の名前(加盟国などが提案した名前)を付けることになりました。 (出典・気象庁)

気になる方は、こちらの気象庁HPに詳しく紹介されていますので、ご覧ください!

まだ間に合う!! 羽田で歴史を学べる岡崎嘉平太展、20日まで!!

日中平和友好条約の締結から8月12日で40年を迎えました。この間、両国関係はさまざまな懸案がありましたが、今では人・モノ・文化など政治・経済にとどまらず、多様な交流が続けられています。

そんな両国関係の礎を築いたと言われるのが、岡崎嘉平太氏(1897~1989)。農家の長男として岡山県に生まれた後、日本銀行などを経て、全日本空輸株式会社の前身となる、日本ヘリコプター輸送株式会社の設立にも参画。全日空の第二代社長として同社の発展に貢献した人物です。

▽生涯をかけて日中友好のために尽力

両国の友好関係樹立に至るまで尽力した岡崎氏の資料や写真を集めた「岡崎嘉平太展」が、8月20日まで羽田空港第2旅客ターミナル3階のディスカバリーミュージアムで開かれているので早速行ってみました。

会場は第1章から第4章に分けられていて、岡崎氏や日中友好に尽力した人達の歴史が貴重な写真や映像とともに紹介されています。

生涯をかけて日中友好のため尽力した岡崎氏には、中国の周恩来元首相からは「中国には『水を飲むときには、井戸を掘った人のことを忘れない』という言葉がある」とのメッセージが寄せられたという、エピソードも残っています。

▽現代にも通じる金言も!

現代のビジネスシーンにも通ずる金言を残していることでも知られる岡崎氏。会場には、とても深い言葉の数々が綴られています。

夏休みにごった返す空港ターミナルですが、出発フロアとは別階にあるためとても静か。博物館に入ったような気分でじっくり鑑賞可能ですよ。

▽そもそもディスカバリーミュージアムってどこ??

あまり耳慣れない施設名かもしれませんが、行き方はとても簡単!モノレールや京浜急行などで第2旅客ターミナル出発階に入ったら、とにかく右へ!

この「D」の垂れ幕右側にエスカレーターがあって、わかりやすい表示が!3階に上がって右側にあります!

「岡崎嘉平太展」は8月20日(月)まで。入場無料です。夏休みのご旅行ついでに、また空港見物の際に立ち寄られてみてはいかがでしょうか

台風13号、ANA便運航状況まとめ

時速約15キロと、自転車並みの遅い速度で接近中の強い台風13号。9日未明現在、房総半島の南東海上を北上していて、木曜日の未明から昼前にかけて千葉県・茨城県の沿岸をゆっくりと北上していく見込みです。十分な警戒が必要です。※台風進路予想図は、随時最新版に貼り替えています。

台風13号、9日午前2時現在の予想進路図(気象庁HPより)

▽どうなる成田・羽田の発着便

台風13号の予想進路を見てみると、さらに東寄りに進路がずれました。上陸の可能性は低いようです。しかし、台風の暴風・強風域はかなり陸地にかかっています。成田や羽田空港への影響が出始めています。

気になる運航見込みなどの入手方法をまとめてみました。

▽ツイッターなら「ANA運航の見通し状況」

「ANA運航の見通し状況」 https://twitter.com/ANA_flight_info/

こちらは、当日や翌日の国内線・国際線、運航見通し情報の配信や、運航情報に関するお問い合わせに答えるサポートサービスを提供しています。ツイッターアカウントをお持ちの方でしたら、こちらをフォローすればかなり早く情報が入手可能です。

ANAツイッター画面より

ただ、問い合わせ殺到時には個別対応もできないそうで、こんな注意書きも。

返信にはお時間をいただく場合もございます。また、台風等でお問い合わせが多い場合は個別の対応ができないこともございます。各便の運航情報は発着案内をご覧ください

▽欠航や遅延!!ANAサイトに対応方法が掲載中!!

搭乗予定便に欠航や遅延など影響が出た場合、「予約時」「出発前」など、段階ごとに分けたサポート方法が、こちらのHPに記載されています。

ANAwebsite

▽台風上陸の定義ってなに??

台風13号の上陸可能性は低くなりましたが、犬吠埼付近をかすめるルートを進むとみられています。では、台風の上陸とは、どんな状態を指すのでしょうか?? 専門家に聞いてみたところ「台風の中心が陸地に約20キロ入った段階で上陸とみなす」とのこと。幅が狭い半島などに「上陸」した場合には「通過」や「かすめる」という表現になるそうです。

繰り返しますが、大切なのは「上陸の有無で危険性が左右される訳ではない」ということです。13号は、非常にゆっくりとした速度で進んでいます。これは台風の影響が非常に長くなるということにつながります。

▽台風13号は暴風域が70キロ!!

台風13号は最大瞬間風速25メートル以上の暴風域の大きさが、約70キロとなっています。広い範囲で風による影響が出る可能性があります。さらに予想雨量は多いところでは、350ミリと予想されています。一般的に、200ミリを超えると浸水や土砂災害などは発生する恐れが高くなるとされていますから、今回の台風には十分な警戒が必要です。

さらに今後接近する東北沿岸部でも暴風雨への警戒が必要になっています。

台風の予想進路などは、気象庁HPなど最新の気象情報などをご参照下さい。

 

 

ANAフーズ輸入の「バナナ」なぜかツイッターで沸騰中!

8月に入って再び戻ってきた猛暑の毎日。夏バテ予防のためにも、栄養価の高い食品が必要とされるこの陽気、さて栄養価が高いものといえば・・・。ウナギなどいろいろありますが、手軽さでいえばバナナをあげる方が多いのでは無いでしょうか。

そのバナナ。ふと、ツイッターを見てみるとなぜか「田辺農園 バナナ」をツイートする人が7月31日夜から激増しているのです!

ANAフーズのHPより

 

▽「こんなところに日本人」がエクアドルへ

答えは7月31日夜、テレビ朝日系列で放映された「こんなところに日本人」という番組にあります。千原せいじさんが、アフリカをグイグイ旅するあの番組です。

31日の放映では、森山良子さんがエクアドルの首都から約100キロ離れた村に住むという日本人を訪ねます。デコボコの悪路をバスで進み、たどり着いた先にあったのが「テクノバン」という会社の看板。そこには日本語で「田辺農園」と記されています。

超広大なバナナ農園で出迎えてくれたのが田邊正裕さん。この人こそ、有名な「田辺農園」の田邊さんでした。

▽知られざるANAグループとバナナの関係

番組では、田邊さんの生い立ちなどを紹介してゆきますが、注目したいのは、なんとこの超大規模農園で栽培されるバナナの、すべてがANAのグループ会社「ANAフーズ」と独占契約され、日本の食卓に届けられているということ!!

この田辺農園だけで、日本のバナナ総輸入量の1・5%を占めるそうです。逆に言うと、ANAフーズだけで、日本のバナナの相当な量を取り扱っているということに気づかれた方も多いかもしれませんね。

「ANAフーズ」のホームページによると、1955年年柴田産業(株)が台湾バナナ輸入業として発足。1977年に全日空商事(株)全額出資となり、ANAグループの一員となった後、2005年には全日空商事(株)との共同開発により「田辺農園」を自社ブランド化、販売を開始。2014年には商号を日本フレッシュフーズ(株)から現在のANAフーズ(株)に変更とあります。

▽バナナの輸入・熟成・販売には相当のノウハウが必要

以前、商社の人から聞いたことあるのですが、輸入食品の中でもバナナは品質管理などの取り扱いが非常に難しいそうです。

ANAフーズのHPにもこのように紹介されています。

天候に左右されやすい農産物であるバナナは、工業製品と違い、常に品質が変化しています。お客様に安全・安心なバナナを安定して供給するために、私たちは、バナナの生産から輸入・加工・販売までを、自社ですべて行う一貫流通体制をとっています。こうすることにより、自社による品質管理が可能となり、安定した高品質なバナナを食卓に届けることができます

バナナを最高の状態でお届けするためには、長年の経験によって培われた技術が欠かせません。バナナは、青い状態で輸入され、国内で黄色く熟成させてから販売されますが、熟成させる際、その熟成具合や品質状態は、必ず人の目でチェックします。バナナをベストな状態でお届けするためには、商品知識はもちろんのこと、生産地の状況も把握する必要があります。長年積み重ねてきたスタッフの経験が高い品質を支えています。

▽有機栽培で「甘さとコク、そして酸味」の絶品バナナに

番組でも、田辺農園では有機栽培を積極的に取り組んでいることを紹介していました。ANAフーズでは、こんなふうに紹介しています。

「田辺農園」は、世界有数のバナナ輸出国である南米エクアドルの、標高約300mで日本人の田辺正裕さんが育てているバナナです。
有機質肥料を使った「循環型農法」を採用。オゾン殺菌した水で品質を管理し、安全・安心への徹底したこだわりと環境に配慮した栽培をしています。味の特徴はその甘さとコクに加え、フィリピン産や台湾産にはない酸味も美味しさの秘密です。
2005年6月よりANAグループが独占契約し、産地から店頭に上がるまで物流を一元化、生産者の顔が見えるこだわりの商品です。

▽ツイッターでもさっそく反響が

▽田辺農園のバナナは、ローソンや成城石井などで販売中

遠く離れたエクアドルで、良質なバナナを日本の食卓に届けようと奮闘する「田辺農園」さん。そしてそのバナナを地道に日本国内に安定供給し続けるANAのグループ会社「ANAフーズ」さん。

その仕事は、空港のような華やかさもなく、目立たないかもしれないけれど、人知れず汗を流す人たちのストーリーに触れてみて、改めてバナナが食べたくなりました!

バナナについてもっと知りたい方はこちらのANAフーズのホームページへ