イスタンブール

2020年の新規就航路線パート①(羽田-イスタンブール線)

2020年7月6日から新規就航する羽田-イスタンブール線を勝手にレビューしたいと思います。

運航スケジュール

2020年1月23日にANAから発表された内容によると、羽田-イスタンブール線は以下のダイヤで運行する予定となっています。なお、現在ANAと同じスターアライアンスのターキッシュエアラインズが成田-イスタンブール線をデイリーで運行していますが、夏ダイヤから羽田へ移管されます。また、ANA便は午前発に対して、ターキッシュエアラインズは深夜発のため、同じ羽田発でも、選択肢が広がりそうです。飛行時間は往復とも11時間台となっており、他のヨーロッパ便とさほど変わらないようです。

HND NH219 08:35 → 14:15 IST NH220 16:50 → 10:25(翌日) HND

運行機材

イスタンブール線はどの機材がアサインされるか興味がありましたが、184席仕様(ビジネスクラス :32席、プレミアムエコノミー:14席、エコノミークラス:138席)のボーイング787-8型機で運航されるとのこと。ターキッシュエアラインズがボーイング777-300ER型機で運航しているため、ちょっと意外でしたが、機材繰りや乗務員の調整などもあるでしょうし、就航後の状況を見て、今後大型化も検討するのでは?と思っています。

キャンペーン運賃

イスタンブール線以外にも新規就航するストックホルム線やミラノ線などがキャンペーン運賃で販売されている模様。各路線でのキャンペーン運賃はANA公式サイトのコチラから確認いただければと思いますが、2月2日現在で就航初便の7月6日発、現地7月9日発の日程のエコノミークラスのキャンペーン運賃だと諸税込みで97,570円で販売されているようです。夏のヨーロッパはただでさえ航空券が高い傾向になっているため、10万円を切る金額でヨーロッパにいけるというのは非常に嬉しいですね。

羽田-イスタンブール線の運賃詳細

アフリカへの乗り継ぎが便利に

イスタンブール線の開設に伴って、便利になるのが実はアフリカへの乗り継ぎ。同じスターアライアンスに加盟しているターキッシュエアラインズはアフリアの30カ国以上に就航しており、南アフリカやエジプトを始め、モロッコやタンザニアなど旅慣れた人でも一度は行ってみたい国へ乗り継ぐことができるようになります。これまでも、ターキッシュエアラインズを利用すればアフリカへ行くことはできましたが、ANAのイスタンブール線の開設によって、アフリカがより身近になったことは確かでしょう。広大な自然が残っているタンザニアや生き物が独自の進化をしているマダガスカルにはぜひ一度行ってみたいと思っています。

イスタンブールのトルコ航空ラウンジ

飛行機を利用する人にとって結構重要だったりする航空会社のラウンジ。ターキッシュエラインズのラウンジは新しい空港になる前から評判が高く、何度が訪れたことがありますが、新しい空港のラウンジも評判は上々のようです。ANAの公式サイトにはまだラウンジに関する詳細が記載されていないため、推測になりますが、ダイヤモンドやプラチナなどのプレミアムメンバーステイタスに関わらず、ビジネスクラス搭乗者はビジネスクラスラウンジへ、エコノミークラスでスターアライアンスゴールドメンバーはMiles&Smilesラウンジへ入場できるのではないかと思います。詳細は今後ラウンジレポートなどでご紹介させていただきたいと思います。

ANA Traveler’sではオプショナルツアーも

トルコっていっても広すぎるからどこに行ったらいいかわからなーい、という人にはボスフォラス海峡のクルーズやカッパドギアの観光などオプショナルツアーも充実しているようなので、ANA Traveler’sのサイトで検討してみるのもいいかもしれませんね。ANA Traveler’sのサイトはコチラから

 

 

 

ANAファン全員鼻血?! 羽田新路線を一気に大発表!!

ANAが23日に「2020年度 ANAグループ国際線航空輸送事業計画」を発表しました。なんだか堅苦しいタイトルですが、なんと言いますか・・・要するに「羽田+ミラノ+モスクワ+隈研吾」ってことですよ!(謎)

▽ネタが満載過ぎて情報大渋滞に!

結局は「詳しくはANAのプレスリリースをご参照下さい!」ということなんですが、当サイトが勝手に注目したのは以下の点

・羽田から「深圳、イスタンブール、ストックホルム、ミラノ、モスクワ」の5都市に新たに乗り入れ!

・3月29日から羽田第2ターミナルビルでの国際線運用開始。
 あの有名建築家・隈研吾さん監修によるラウンジがオープン!!

・成田から就航していたワシントンなどの北米路線が羽田に!!

羽田空港発着枠拡大による新規開設・増便14路線のうち、新規乗り入れが5都市。これは驚異的な路線網の拡大といえますね!もはや羽田空港がANA国際線のハブ空港化したと表現しても過言はないでしょう!

▽なにげにベトナムも凄いぞ!

実はこれだけで終わらないのが今回の「大渋滞」の原因なのです。なんと、ベトナム路線再編に伴い、羽田=ホーチミンシティ線も新規開設されます!3月29日から、羽田発でホーチミンシティとハノイに、最新機種ボーイング787型機で週7便も運航されるという太っ腹ぶり!

ビジネスや観光に渡航需要が増大する一方のベトナムに、羽田からデイリーで行けるというのは非常に便利になりました!

▽成田ネタもあるよ~!

今回の発表では成田も忘れていませんよ!当サイトでご紹介した通り、エアバスA380型機「FLYING HONU」が4月から3機体制に。「FLYING HONU」の運航を週14往復へ拡大されて、成田・ホノルル線はすべて「FLYING HONU」での運航になるのです。

さらに3月29日から、成田空港にANA国際線ラウンジとしては、なんと3カ所目となる「ANA LOUNGE」が第2サテライトにオープン!

朝のラウンジ大混雑で「オレサマのうどんがゆっくり食べられないぞ!」お嘆きのご貴兄には大ニュースかもしれませんね。

こうした新規路線開設時にはご祝儀的に「就航記念」のパックツアーなども発売されることがあります。ANAファンのみならず、旅行を愛する皆さまにも見逃せないニュースといえそうです!