これがローマ教皇もご覧のANA機内安全ビデオ

11月23日から26日まで、ローマ・カトリック教会の教皇として38年ぶりに日本を訪れたフランシスコ教皇。羽田到着の翌日、長崎・広島を訪れた際にはANAのA321特別機で移動される様子がニュースでも流れました。実は、離日時もANAのB787特別機で出発されたのをご存じ無い方も多いかもしれませんね。

▽羽田V1にはバチカン国旗掲げたANA機が!

ふだん政府専用機や海外要人機が駐機する羽田空港のV1スポット。教皇出発日には、予備機も含めたANAのB787が2機並び、日本国旗とバチカン国旗を掲げる非常に珍しい姿を、多くの航空ファンが写真に収めていました。(写真提供・YTさん)

ここで当サイトが注目したいのは、ANAへの搭乗といえば乗客が必ず目にするのが、歌舞伎をモチーフにしたユニークな機内安全ビデオ。そう、ローマ教皇も長崎・広島への移動や離日時に、このビデオ映像をご覧になったに違いありません。

▽こちらが噂の機内安全ビデオ

もはやANAへビーユーザーでしたら、いきなりお面姿のCAさんが現れる映像は当たり前のように慣れっこだと思いますが、ANA機に初めて乗った人はちょっと驚くかもしれませんよ。ローマ教皇や関係者の皆さんも、食い入るように?ご覧になったのかもしれませんね!

▽来春にはANAの羽田・ミラノ便が就航!!

「あ~あ、ANA機でイタリア行ってみたいな~」と思ったあなた!なんと来春、羽田・ミラノ線への就航が発表されました。かつてANAは在来B747で成田・ミラノ線を運航していました。観光などで利用された記憶をお持ちの方も多いかもしれません。どうやら今回は最新機種B787での就航になりそうとの情報なので、まさにイタリアへの新しい翼となりそうですね。楽しみです!

 

A380就航半年特集②・機内食どうなの??編

11月24日に就航半年を迎えるANAのA380「フライング・ホヌ」。「就航直後は、いろんなネット記事に取り上げられたけど、その後どうなってんの??」そんな疑問にお応えすべく立ち上げたこの企画。

果たして、皆さまのお役に立っているのやら??と一抹の不安を抱えつつも、話題のビジネスクラスシートをご紹介した第1回目に続いて、今回は「機内食」を中心にご紹介します!

▽しつこいようですがビジネス席は余裕たっぷり

機内食のご紹介前に言うのもなんですけど、機内食をドヤ顔で紹介したブログ記事ってネット上に結構ありますよね。でも、あれって果たしてどれだけ役に立つのか前々からちょっと疑問だったのです。

だって、機内食って季節ごとにメニューが変わりますし、だいたいブログ記事で見て「うまそー!」「これ食べるぞ!」と鼻息荒く搭乗したら、とっくにメニューが変わっていたというご経験お持ちの方、多くないですか??

個人的には、機内食メニューも大切なのですが、機内食を楽しむ座席周りスペースや使い勝手の方が、快適な食事には大切な事のようにも感じます。

だって、エコノミー席でテーブルスペースギリギリに、サラダドレッシングや「そばつゆ」を置いてしまい、あわや旅行前のパンツやスカートに転落の危機!というご経験お持ちの方、少なくないはずです!

▽横からバカでかいテーブルが出てくるぞ!

ANAのA380「フライング・ホヌ」のビジネス席テーブルは、そんな心配は当然ご無用!とにかくスペースが広くて「そばつゆ転落警報」も発令されません。

テーブルは、少し力を入れながら肘掛け部分から「よっこいしょ」と持ち上げて出すのではなく、座席横の物置スペースからスライドさせながら引き出すという、とても快適なかたち。

この引き出し方には、ちょっとコツがあって、このように引き出し場所の「カチッと」レバーを指で引っかけながら引き出します。最初なかなか出てこなくて、CAさんにお願いした人意外と多いかもしれませんね。私もです・・。

 

▽注目の機内食はこちら

「おい、全然機内食紹介しないじゃないか!」「本当は食べるのに夢中で写真撮影してないんだろ!」。そんな突っ込みの声が聞こえてきそうなので、そろそろ機内食をご紹介しましょう。

このフライトでは和食をチョイス。ホノルル発でしたが白米は日本で調理したのと全く遜色ない「つやつや」「ふっくら」の炊きあがり。メインの「金目鯛の煮付け」は、他の食材の味わいを邪魔しない、繊細な味付けに仕上がっています。ハワイのちょっと大味な料理に舌や胃腸が疲れた人には、文字通り「染みる一品」といえそうです。

▽A380はギャレーもすごい

500人以上もの乗客を乗せて、フルサービスの国際線を飛ぶA380。飛行機マニアとしては、そのバックステージも気になるところ。

機内サービスが終わったタイミングで、CAさんにお願いしてギャレーも拝見させて頂きました!国際線の主力機「ボーイング777-300ER」など、いろんな航空機内のギャレーをチラ見してきましたが、そこはさすが世界最大のA380。とにかくギャレーも広い!

広いだけでなく機内食や食器などの収納場所が多角的に配置されています。CAさん同士がぶつからないような動線になるように工夫されているのがよく分かります。

少しお話を伺ったCAさんも「ギャレー内のスペースが広く、使い勝手も良いですよ」と好評のようでした。お忙しい中ご協力頂いたCAさん、本当に有り難うございました!

▽食事も終わり、その後機内は・・

食事も終わり、機内の照明が暗くなりました。心地よいエンジン音が静かに響く客室では、乗客はそれぞれ映画を見たり、思い思い時間を過ごしています。国際線を旅する充実感と心地よい眠気を感じ始めるひととき。さて、ちょっと横になるとしますか。

次回はビジネス席の眠りについてご紹介します!

 

A380就航半年特集① 噂のフライング・ホヌ、今どうなってる?

2019年5月24日からANAが成田・ホノルル路線に投入した世界最大旅客機A380「フライング・ホヌ」。

まもなく就航から半年を迎えるのを前に、噂の機内が今どうなっているのか、実際に乗ってみました!搭乗リポートをお伝えします!

▽ビジネスクラスはボーイング777を超えた?!

搭乗リポートというと「記事がだらだら長い!」「ご満悦ネタだろ!」と突っ込みたくなる方々、多いでしょうねえ。そこで、今回あえて最初に結論から申しましょう!

「A380ビジネスクラスは、従来のビジネス席より良いかも!」(個人的見解)。

その理由はこれから「だらだら」とご説明していきますね!

▽お馴染みスタッガードだけどちょっと違う

A380に使用されたビジネスクラスシートは、基本的にはANAが世界のエアラインの中でも比較的早期に導入したお馴染みの「スタッガード仕様」。

座席を互い違いに配置し、大型のテーブル(物置スペース)」と180度のフルフラットシートを実現させた、今ではANAビジネスクラスの代名詞といえる存在でしょう。

「スタッガードって何それ?」「これだからマニアは困る!」そうお嘆きのご貴兄、いらっしゃるでしょうねえ。平たく申しますと、自分が脚を伸ばすスペースの上が前席のテーブル(物置スペース)になり、それが互い違いになっているということですが・・。まあ、写真で分かりますかね・・。

▽シートの随所がマイナーチェンジに!

ちょっと見ると欧米路線を飛ぶ主力機・ボーイング777-300ERのビジネスクラスシートと似ていますが、よく見ると結構変わっていますよ!
座席横のテーブルスペ-スや、エンターテインメントシステムのリモコン取り付け位置が変更されています。テーブルスペースにあった箱型の小物・メガネ入れはなくなって、そのぶんスペースが広い印象に!

これまで座席ひじ掛け部分にあったエンタメシステムのリモコンは、テーブル部分に収納。従来シートでは、リモコンを毎回きちんと収納しないと脚の腿あたりに当たって、意外と面倒くさかったんですよね!


ボーイング787-9、-10の最新ビジネス席でも同様の変更が行われているので、最も使いやすさを追求した仕様と言えそうです!

※ANAはロンドン路線で個室型ビジネスクラス「The Room」を展開、ニューヨーク路線にも投入予定です。今後の欧米主力路線は「スタッガード」との差別化を打ち出して行く方針なのかもしれません。

▽やっぱりモニターに注目!

そして、何より変わったのがエンタメシステムのモニター!さすが最新モデルらしく液晶画面はクリアに、パソコンやスマホのように画面タッチでチャンネル変更などが可能です!ぶっちゃけ、前述したリモコンは全く使わずにエンタメシステムを楽しむことができました!

エンタメ最大の注目は「機外カメラ」。
「機体前方」「下方(飛行中のみ)」「尾翼カメラ」の映像が、常時表示可能です!

中でも、絶対見てほしいのが「尾翼カメラ」!これは、ボーイング社の機体には未装備で、エアバス社がA380のほか、A350など最新機種に設置しているカメラですが、巨大なA380を見下ろすカットは迫力は十分!

当然、エコノミークラスなど全席でも視聴可能です!これなら窓側座席でなくとも展望感を十分感じることができますよ!

まずは、ANAのA380ビジネスクラスシートの概要をお伝えしました。注目の機内食・サービスなどはまた次回に!

A380「フライング・ホヌ」ついに成田で2機並び!

ホノルル路線のゲームチェンジャーとして話題を呼んでいるANAのA380「フライング・ホヌ」。
いよいよ7月からは、2機を使った運航となり便数は週10便に一気に増えるのです!どうやら、初日の7月2日(火)には2機のA380が、成田空港出発ゲートに並ぶという歴史的光景?が見られそうな予感です!

これまでANAのA380「フライング・ホヌ」は「ハワイの空」をイメージした、ブルーの1号機が5月24日の就航以来、成田とホノルルを結んでいました。

一方「ハワイの海」をイメージした、エメラルドグリーンの2号機も6月中旬から就航を開始。週3往復のA380ホノルル路線に交代で就航しています。

そして、7月からはこの2機がフル回転に!

A380は毎日運航となり、日曜、火曜、金曜日(日本出発)はA380が2便も就航。合計で週10便に激増するのです。

▽利用ゲートは45,46番

成田空港に詳しい方なら「釈迦に説法」かもしれませんが、成田第1ターミナルでA380が発着可能なゲートは45番と46番です。これは、A380の2階部分に直接接続可能なPBB(搭乗橋)が整備されているのが、この2つのゲートしかないため。

5月24日の就航以来、ANAのA380「フライング・ホヌ」は、主に45番ゲートから発着しています。7月2日夜は、この45,46番ゲートにA380が並ぶことになるのです!!

でも・・お詳しい方ならお分かりですよね~。成田空港第1ターミナルの展望デッキからは、この45・46ゲートが死角になって見えないのですよね・・・。

出発階のガラス越しになら、46番に駐機する姿がなんとか見えますが、ガラス越しですし夜ですし・・。写真撮影はちょっと難しい展開になるかも?

▽2便運航日は特典航空券も注目

A380就航で、ホノルル路線への特典航空券大判振るまいが続くANA。当然、この2便就航日は、提供座席数が一気に増えるだけに、利用者にとって目が離せないポイントになりそうです。

ラウンジレポート:シンガポールチャンギ空港ターミナル2 シンガポール航空 SilverKrisLounge

シンガポールチャンギ空港ターミナル2 シンガポール航空 SilverKrisLoungeを利用しましたのでレポートしたいと思います。

ラウンジレポート

場所

シンガポール航空のSilverKrisラウンジ(FirstClass/BusinessClass)はシンガポールのチャンギ空港ターミナル2の出国審査を終えた後、免税店などが並んだ一画にあるエスカレーターをのぼったレベル3にあります。

ラウンジマップ(※ANAウェブサイトから引用)

オープン時間

SilverKrisラウンジはFirstClassスペースとBusinessClassスペースがあり、オープン時間は以下のようになっています。

スペース 時間
FirstClassスペース 5:00~22:00
BusinessClassスペース 24時間
※FirstClassスペース閉鎖時間帯はBusinessClassスペースを利用

ラウンジ入口(右がFirstClass、左がBusinessClass)

 

入場資格

FirstClassスペース

1.ANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便をファーストクラス利用者、およびANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便に搭乗の同行者1名

2. ANAグループ運航便を利用するANA「ダイヤモンドサービス」メンバーおよび同一便にご搭乗の同行者1名

BusinessClassスペース

1. ANAまたは他スター アライアンス加盟航空会社運航便をビジネスクラス利用者
※ビジネスクラス搭乗者がステイタスを保持者でない場合、同行者は入場することができません

クリスフライヤーゴールドラウンジ

1. スター アライアンス加盟航空会社運航便をエコノミークラスで利用するスター アライアンスゴールドメンバー、およびスター アライアンス加盟航空会社運航便を利用する同行者1名

2. スター アライアンス加盟航空会社運航便をエコノミークラスで利用するANA「プラチナサービス」メンバー、スーパーフライヤーズ会員、および同行者1名

ラウンジ内の様子①

今回、FirstClassスペースを利用させていただきました。シンガポール航空といえば、A380のSuiteが有名ですね。FirstClassのスペースはとても広いつくりになっています。時間帯によるのかもしれませんが、これまで一度も混雑していたことはありません。また、奥のほうにビジネススペースがあり、PCなども利用することができたり、ラウンジ内にシャワーブースもあるため、出発前にリフレッシュすることもできます。

ダイニングエリア

シーティングエリア

PCブース

ラウンジ内の様子②

FirstClassスペースに入ってすぐのところにキッズスペースがあります。私が行ったことのあるラウンジでキッズスペースがあるのは、シンガポール航空のチャンギ空港のラウンジとトルコ航空のイスタンブールのラウンジの2つだけ。また、ホノルルに新設されたANAラウンジにはファミリーエリアが新設されたようで、こういったスペースがあると子連れには喜ばれますよね!また、各国の新聞も置いてあったり、シンガポール航空の機内誌や機内販売の冊子、その他雑誌などがおいてあります。

ドリンク

ラウンジ内のドリンクはソフトドリンクからアルコールまで多彩にそろっていました。私は頂きませんでしたが、PIPER-HEIDSIECKのシャンパン「レア ヴィテージ 2002」が置いてありました。以前に利用した際はKRUGなどのシャンパンも置いてありましたので、高級シャンパンがおいてあるところは、さすがファーストクラスといった感じでしょうか。また、シンガポールのお土産などに人気のTWGの紅茶も置いてあります。15:00~21:00はバーテンダーがおり、シンガポールスリングなどのカクテルをはじめ、オーダーしたドリンクを作ってくれるのも嬉しいですね。

アルコールドリンク

ソフトドリンク

TWGの紅茶

バーテンダーサービス

 

ダイニングエリア

メニューは公開されていないようですが朝食、ランチ、ディナーと時間帯によって提供されるメニューが異なり、羽田空港のANA Suite Loungeと同様に朝食なのでおなかにやさしい食事が豊富にありました。

セイロの中身はエビ餃子や小籠包など

グリルチキンソーセージ

グリルチキンソーセージ

フレンチトースト

フレンチトースト

中華粥も作れます

中華粥も作れます

ヌードルバー

ドリンクコーナー横にヌードルバーがあり、オーダーをうけてからシェフがワンタンメンを作ってくれます。私はスープのワンタンメンをお願いしましたが、汁なしワンタンメンの場合はドライといえば作ってくれます。ただ、このワンタンメンはスープがめちゃくちゃ美味しくて、スープのほうをお勧めします。私が食べているのを見て子供たちもオーダーして完食していました。利用する機会がある方は、ぜひご賞味ください。

オーダーして作ってもらったワンタンメン

最後に

チャンギ空港にはANAの自社ラウンジはありませんが、ANAのダイヤモンドメンバーだとエコノミークラスのチケットであっても、シンガポール航空のFirstClassスペースを利用できるのは嬉しいですね。また、スターアライアンスゴールドのステータスを持っていると、シルバークリスラウンジは利用できませんが、クリスフライヤーゴールドラウンジが利用できるため、出発前にゆったりできそうです。

ANAのプラチナ、ダイヤモンドステータス、また、プラチナ、ダイヤモンドサービス期間中に申込ができるクレジットカードのスーパーフライヤーズカードは自動的にスターアライアンスゴールドのステータスが付与されているので、まだ入会されていない人は快適な空の旅のために、入会を検討してみてもいいですね。

※参考URL:ANA プレミアムメンバーサービス

ビジネスクラス搭乗レポート:NH886便(クアラルンプールから羽田)

ANAのビジネスクラスでクアラルンプールから羽田まで搭乗しましたので、レポートしたいと思います。

搭乗レポート

スケジュール

ANAのマレーシア線は羽田と成田からそれぞれ1日往復の合計2往復となっています。ANAと同じスターアライアンスでは直行便は就航していないため、直行便であれば同アライアンスでは択一になります。また、シンガポール航空かタイ国際航空も乗り継ぎとなりますが、それぞれシンガポールとバンコク経由で就航しており選択肢は比較的多いと言えそうです。なおマレーシアの首都であるクアラルンプールと東京(羽田/成田)は以下のように運航されています。

NRT NH815 17:20 → 23:35 KUL NH816 07:10 → 15:10 NRT
HND NH885 23:30 → 06:10(翌日) KUL NH886 14:15 → 22:15 HND

マレーシア線機材

マレーシア路線の機材は夏ダイヤではボーイング787-9型機が羽田、成田ともに導入されています。2018年の冬ダイヤでは成田便に787-8機に変更されて、プレミアムエコノミーがなく、ビジネスクラスはスタッガード仕様ではなく、クレードル仕様の機材でしたので、スタッガード仕様の機材が目当ての場合はよく確認してから予約することをお勧めします。

搭乗

搭乗開始は13:45とコールされていましたが、ほぼ案内の通り優先搭乗が開始。この日はC22番ゲートからの搭乗でした。

NH886便

ウェルカムドリンク

搭乗後、すぐに担当いただく客室乗務員の方が席まで挨拶に来てくださいました。海外からの帰国便だとほっとするタイミングですね。また、搭乗が落ち着いてから、ウェルカムドリンクを持ってきていただきました。グァバジュースかお茶ということで、お茶をいただくことに。

ウェルカムドリンク

機内食

搭乗も落ちついて、14:10にはドアクローズ。飛行機がスポットを動き出し、14:30頃に離陸しました。離陸後は30分程度たってからおしぼりが配られ、その後メニューが配布されます。海外発の場合、洋食を選択することが多いのですが、チーフパーサーからのおススメとシャングリ・ラ ホテル クアラルンプールのレストラン「ZIPANGU」とのコレボレーションメニューということで、和食を選択しました。

食事メニュー

シャングリ・ラ ホテル クアラルンプールとのコラボレーション

日本食メニュー

アミューズ

食事の前にアミューズが配膳されます。機内ではあまりお酒は飲まないのです、アルコールドリンクが進むようなおいしさでした。ただ、海老はゴマがぽろぽろ落ちてしまったのが難点でしょうか。

帆立貝のタルトレット 山葵風味
パプリカグリシーニ
海老のソテー 胡麻風味

前菜と小鉢

アミューズの後、前菜と小鉢が配膳されます。(アミューズを片付け終わって5分後くらいでしょうか)。小鉢のスモークサーモンは胡麻ドレッシングのわりにさっぱりとした味わいでとても美味しく感じました。

前菜と小鉢

 

帆立ムース コンソメゼリー掛け 黒豆
玉子焼き 海老とオレンジ
鯖時雨煮 枝豆当座煮

スモークサーモン 胡麻ドレッシング

トマトマリネ 蟹身のせ

 

主菜

さて、いよいよ主菜のZIPANGU特製 鱈西京焼き 彩り野菜と御飯、お味噌汁、香の物です。鱈の西京焼きは火が通っていた割に柔らかく食べやすかったのですが、私にとっては味が薄く感じました。これはシャングリ・ラ ホテルの日本食レストランといえども、やはり外国人向けの味付けになっているのでしょう。海外の方からするとちょうどよく感じるのかもしれませんが、日本人の私たちからするとちょっと物足りなさを感じるかな、と思いました。

主菜のZIPANGU特製 鱈西京焼き 彩り野菜と御飯、お味噌汁、香の物

ZIPANGU特製 鱈西京焼き 彩り野菜

デザート

主菜とご飯を完食した後、少しうとうとしていたため、デザートをいただくのが遅くなってしまいましたが、ワゴンからデザートを持ってきてくれました。今回は、チョコレートラズベリーケーキをチョイス。チョコレートなのでコーヒーや紅茶との相性もいいですね。

 

到着前のメニュー

1回目の食事が終わった後、好きな時に別の食事をオーダーすることができます。サンドウィッチやカレー、アイスクリームなどもありましたが、今回は一風堂のラーメン、コク極まる味噌 「大地」とチーズプレート (レッドチェダー、カマンベール、エメンタール)をいただきました。ラーメンは機内で誰かがオーダーすると連鎖反応のようにオーダーされるようです。海外発なので日本食が恋しくなり、ラーメンを食べたくなってしまうのは日本人だからでしょうね。

一風堂ラーメン コク極まる味噌 「大地」とチーズプレート (レッドチェダー、カマンベール、エメンタール)

機内販売

今回の搭乗に際して、THREEのクレンジングオイルが機内販売にあることを知っていたので購入する予定だったのですが、何と売り切れとのことで購入することができませんでした。担当の乗務員さんの話では日本発の便で完売してしまったようで、復路ではそもそも在庫がなかったとか。「予めお目当ての商品がある場合はプリオーダーというサービスがあるので、そちらを利用したほうが確実ですね。」とアドバイスもいただいたので、次回搭乗する際は、プリオーダーを利用してみようと思います。

 

機内サービス全般の総括

今回搭乗したNH886便のビジネスクラスは空席が2~3席程度しかなかったようですが、搭乗率の割に食事を提供するスピード(間隔)なども比較的早く感じました(私が座った座席が1Aだったこともあるのかもしれませんが)。また、飲み物が少なくなったりした場合のおかわりの有無や他の飲み物をきいてくるなど、客室乗務員の気配りの高さを感じました。私だけではなく、他の搭乗者の方とのコミュニケーションも積極的にしているように見えましたので、全般的に客室乗務員のホスピタリティとコミュニケーション力の高さを感じるフライトでした。

4月から2019年度のプレミアムメンバーサービスが開始

ダイヤモンド、プラチナ、ブロンズという3つのステイタス

ANAのプレミアムメンバーサービスは以下のような3つのステイタスに分かれており、ダイヤモンド、プラチナメンバーは同時にANAが加盟するスターアライアンスゴールドメンバーとして、ブロンズメンバーはスターアライアンスシルバーメンバーとしてのサービスを受けることができます。

ANAサイトより


1月から12月までの搭乗実績によって翌年4月からのステイタスを決定

10年ほど前は搭乗回数も考慮してステイタスが決定されていましたが、リニューアル後は「プレミアムポイント」というマイルと異なるプレミアムメンバーの認定を目的とした搭乗ごとにカウントされるポイントの数に応じて翌年度のステイタスが決定することになっています。また、翌年度のステイタスが決定する12月末日よりも早くステイタスに必要なプレミアムポイントを獲得した場合、それぞれのプレミアムメンバー事前サービスを受けることができます。

ANAサイトより


サービスの主な特典

プレミアムメンバーサービスは、大きく分けると以下のようなものがあります。特に人気があるのは、出発前にゆったり過ごせるラウンジサービスや、上位クラスへのアップグレードに利用できるアップグレードポイント、マイルが一般会員よりもたまりやすいボーナスマイルあたりでしょうか。

  1. 空の旅をゆったりと楽しむためのサービス
    1. メンバー専用デスク
    2. アップグレード時の優先
  2. 予約時に受けられるサービス
    1. 国内線の先行予約
    2. 国内線座席指定の優先
    3. 予約時の空席待ち優先
  3. 空港で受けられるサービス
    1. 優先チェックインカウンター、および専用保安検査場
    2. 手荷物受取優先、および手荷物許容量の優待
    3. ラウンジサービス
  4. その他のサービス
    1. アップグレードポイント
    2. フライトボーナスマイル

詳細はANAサイト(参考:ステイタス別 プレミアムメンバーサービス一覧)をご覧ください。


ステイタス獲得条件

プレミアムポイントは通常積算されるフライトマイルとは別に、予約クラス・運賃種別ごとの積算率、路線倍率に、搭乗ポイントを加算して計算されます。

ANAサイトより

 

例えば、一般のANAカード保有者が東京(羽田)と大阪(伊丹)をビジネスきっぷで購入した場合、積算されるマイルとプレミアムポイントは以下のような計算となります。

ANAフライトマイル・プレミアムポイントシミュレーション結果より

つまり、往復した場合、960ポイント×2=1,920ポイントとなるため、プラチナサービスメンバーには隔週で東京ー大阪を27往復するとステイタスに到達することになります。(※実際には1,920ポイント×26往復=49,920ポイントとなるため、26往復と1搭乗となります。)


プレミアムメンバーサービスのステイタス獲得に向けて

プレミアムメンバーになると、空港や機内での過ごし方が少し変わり、きっと出張や旅行が快適になるでしょう。また、対象者限定で不定期にプレミアムポイントのキャンペーンなども実施しているようなので、定期的にサイト内のMYキャンペーンをのぞいてみるといいかもしれません。


 

ついにA380予約開始、初便はANAハローツアーが穴場!

ANAが5月24日(金)から成田・ホノルル線に就航させる、世界最大の旅客機エアバスA380型機「FLYING HONU」。

今回新たに設定されたファーストクラス、エコノミークラスの「ANA COUCHii」(ANAカウチ)の航空券の予約・販売がきょう1月10日午後3時から開始されました!! 

ANA提供

一方、ビジネスクラス、プレミアムエコノミー、エコノミークラスは、これまでのB787便で入れておいた予約が順次、このA380に振り返られているようです。初便狙いの皆さんの中には、振り替えを見越してとっくに予約済みという人も多いようです。

▽ANAハローツアーズなら初便がお得に狙えるぞ!

この10日午後3時の解禁からさかのぼること1時間。実は密かに?「ANAハローツアー」A380就航記念ツアーの予約が解禁されているのです!

こちらには、気になる初便ツアーも当然設定されていて、10日午後3時半現在ではまだ空きがありますよ!!この辺りは、エアライン直系ツアー会社は強いですね!

料金はエコノミークラス利用が12万9千円~、プレミアムエコノミークラス利用が19万6千円~、ビジネスクラス利用が29万6千円~。当然ホテル宿泊やホテル送迎もついています。

しかもしかも!!初便記念パーティーやチャータークルーズ、おまけに1人3800マイルもたまる大判振るまい!

う~ん、お祭り騒ぎのA380の初便。乗ってみたいけど、写真撮影のマニアやメディアで機内はカオス状態でしょうなあ・・・。

気になる方はこちらのホームページをご参照下さい

※料金や空席状況、特典などはあくまで1月10日時点の情報です。公式HPを最終的にご確認ください。

 

 

JGC会員注目!ANAがハワイ特典航空券で本気出してきた件

 

昨日、急にマイラー界隈のネットが、やけにざわついていると思って調べてみたら、ANAがホノルル特典航空券で凄いことをやり出したことが判明!!

いや、これは前代未聞、ちょっと前の「paypayキャッシュバック」をほうふつとさせる半端ない!大盤振る舞いなのです!!

ANA

▽ホノルル線全便で100人に1人全額マイルバック!!

文字通り、特典航空券での搭乗客100人に1人、全額マイルバックするという素晴らしいキャンペーン。ちょっと前の「paypay」のキャッシュバックキャンペーンのエアライン版みたいな感じですね!!

詳細は下記ANAホームページから

キャンペーンに参加登録いただき、かつ、ホノルル線のプレミアムエコノミーもしくはエコノミークラスに特典航空券にてご搭乗いただいた方の中から、抽選で100名様に1人全額マイルバックします。

 全額マイルバックは、予約発券時のマイル数に準じます。ただし、複数名のご予約を同じ口座から予約発券する際は、当選者(1名様分)のご利用マイル数のみお戻しとなります。
詳細はウェブサイト(https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/cpn/hawaii_mileback1811/Opens in a new window)をご確認ください。

▽ ANAカード会員限定 特典航空券5,000マイルバック!!

これこそANAのマジ本気モードを感じさせるキャンペーンです。なんと特典航空券搭乗者全員に5000マイルもマイルバックだって!!こんな大判振るまい、国内外の航空会社でもあまり見たことないですね。こんなにやってANAさん大丈夫なのでしょうか??

詳細は下記ANAホームページをご参照下さい

キャンペーンに参加登録いただき、かつ、ホノルル線を特典航空券にてご搭乗いただいたANAカード会員全員に、ご搭乗後5,000マイルバックします。

キャンペーンに参加登録いただき、かつ、ホノルル線を特典航空券にてご搭乗いただいたANAカード会員全員に、ご搭乗後5,000マイルバックします。

 

 詳細はウェブサイト(https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/cpn/hawaii_discountmile1811/Opens in a new window)をご確認ください。

▽空席ある限り特典航空券に開放!!

特典航空券の予約で苦労された人ならお分かりかと思いますが、まるで「神の見えざる手」のような「謎の特典枠」によって空席があるのに、特典航空券枠はとれないという事態が、特にホノルル路線では続いています。

そんな状況を一蹴するかのような「空席ある限り開放!!」という画期的なキャンペーンです。でもでも・・・そこはちょっとご注意and耳寄り情報です。

このキャンペーン期限は7月11日まで。2号機が投入されるのは7月1日。つまり7月1日~11日の間が狙い目になりそうなのです!!
果たして、超話題沸騰の中「フライングホヌ」に空席が出るのやら??

詳細は下記ANAホームページをご参照下さい

 成田=ホノルル線のエアバスA380型機運航便で、プレミアムエコノミーおよびエコノミークラスに空席がある限り、特典航空券にてご予約いただくことができます。

 

 

※エアバスA380型機の運航日は、ウェブサイト(https://www.ana.co.jp/ja/jp/hawaii24/airbus380/Opens in a new window)をご確認ください。

 

 

 詳細はウェブサイト(https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/cpn/hawaii_mileback1811/Opens in a new window)をご確認ください。

▽JGC会員注目!リツイートで無料ハワイの可能性!!

こちらは、搭乗しなくてもリツイートした人から抽選100人に4万マイルが当たるキャンペーンです。JGC会員のあなたも、こっそりリツイートしてみれば、「青組」に無料で乗れるかもしれませんよ~。

詳細は下記ANAホームページをご参照下さい。

TwitterのANA公式アカウントをフォローし、かつ、対象のツイートをリツイートいただいた方の中から抽選で100名様に、エコノミークラスのホノルル線往復分に相当する40,000マイルをプレゼントします。

 詳細はウェブサイト(https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/cpn/hawaii_twitter1811/Opens in a new window)をご確認ください。

▽結論、フライングホヌは7月以降もオススメかも?

空前絶後の~!!と大声で叫びたくなるANAのキャンペーン。でも少なくとも言い切れるのが「2号機投入までは、全便ほぼ満席が確定」ということでしょうか。いやいや、そこは、超大型機のA380ですから、6月の閑散期を狙えば多少空いていることもあるかも??しれませんが、ゆったり機内を楽しみたいという人には二の足を踏んでしまいそうですね(利用者側のわがままですが・・)。

知人のマイラーは「2号機投入後の7月を狙って往復別々の機体に乗ってみたい」と話していました。また、A380以外のB787もまだ飛んでいますので、ゆったり機内を狙いたいならば、こちらを選ぶという手もありそうですよ。

「ウミガメ感、マジ半端ないって~!」ANAのA380ついにお披露目!!

来年5月24日から、ANAがホノルル線に投入する世界最大の旅客機エアバスA380「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」 。ハワイでは神聖な生き物として愛されるウミガメをデザインした、まさに「空飛ぶウミガメ」として話題を呼んでいたその機体の外部塗装が完了し、ドイツ・ハンブルクのエアバス工場にて、お披露目式を行われたそうです!!

▽迫力満載のお披露目式を動画で!!

今回の現地取材には多くのネットメディアさんも参加したようで、盛んに報じています。が、、、動画で紹介してくださるメディアさんが一向に見つかりません。
そこでエアバス社さんの公式youtubeから動画を見つけましたので、下に貼っておきますね。動画で見るとウミガメ感の半端なさが引き立ちます!

ペイント風景の動画もエアバス社youtubeからご紹介しますね。

▽「ウミガメ、半端ないって~」!!

これまでイメージ画ではさんざん見てきましたが、完成写真を見ると想像以上に「ウミガメ感、半端ないって~(今年の流行語『大迫、半端ないって~』ふうに)」。

「AIRBUS JAPAN」のwebsiteから

とくにコックピット上に描かれた優しい目の存在感が半端ないですね。これ、離着陸時に見たら本当にウミガメが浮かんでいるような、そんな錯覚に陥りそうそうです!!

今回完成したのは、ハワイの「空」をイメージし、ANAのコーポレートカラーのブルーを基調にしています。来年7月から運航開始予定の2号機はハワイの「海」をイメージしたエメラルドグリーン、3号機はハワイの「夕陽」をイメージしたサンセットオレンジの塗装を予定しているそうですよ。

▽初便チケットは瞬間蒸発?気になる予約は来年1月から!!

エアバスA380型機「FLYING HONU」は、2019年5月24日(金)の成田・ホノルル線から週3往復(火・金・日出発)で運航を開始、2号機投入後の2019年7月1日(月)からは、週10往復まで拡大予定とか。

そして気になるファーストクラス、エコノミークラスの「ANA COUCHii」(ANAカウチ)などの座席は、2019年1月中に販売開始予定だそうです!!特に初便チケットは瞬間蒸発しそうですね!!